spicato

WEB and GRAPHIC
CREATIVE STUDIO

T.072-424-9827 F.072-424-5923
hello@spicato.com
Ogaito 3-3-2
Kumatori-cho, Osaka, Japan
date
2021.10.18(mon)
views
9428
category
diary

でんの幸福湯レタッチ備忘録
〜Lightroomでフィルム風レタッチ!!〜

皆さん、お久しぶりです、でんです。
10月なのに暑くないですか、早く長袖につつまれたいです、でんです。

さあ、ブログが回ってきました、以前告知してしまったからには有言実行!
そう!今回は写真についてお話をしていきますよ。
題して!!!

「でんの幸福湯レタッチ備忘録
〜Lightroomでフィルム風レタッチ!!〜」

です。
でんです。今日もクセ全開でいきますよ、でんです。

でんはレタッチが得意です、自分で言っちゃいました。ハードルあげます。
「青写真のでん」という異名があるくらいです。
今風にいうとエモ〜いレタッチが得意です。ハードルあげにあげます。
そこで今回は長々と、レタッチについてお話をしていきます!!ドンドンパフパフ

と、その前に・・・

まず、フィルム写真とデジタルの違いってどんなもんやねんって話ですよね。
独断と偏見で特徴をまとめてみました。(独断と偏見って言いたいだけです。)

一緒にのせているのがフィルム写真です。
フィルムっぽい特徴が一番出るのは色味と、質感な気がします。
普通にデジタルで撮ったものよりも雰囲気があって良いですよね。
今回はどうやったらそんなエモエモ写真になるのかお話しします。

解説には、和歌山市にある銭湯、幸福湯さんで撮影した写真を例にあげます。
こちらデザインは我らがデザイナー大臣、イノウエユウコこと、いのっちが作っています。
コーディングはビビちゃんこと、おビビです。
(幸福湯さんのサイトはこちらご覧ください!)

そして今回はこちらの写真で説明していきます。

ちなみにこれがこうなります。
今回このブログに合わせて、もう一度レタッチしてみました。
レトロな雰囲気と合いますね。
せっかくなので、でんでんのBefore Afterと共に載せてみました。

では、早速いきましょう!!

階調

ここでは明るさやコントラスト、色温度などを変えていきます。明るいところと暗いところの差を出したいので、ハイライトや白レベルはプラス寄りに、シャドウや黒レベルはマイナス寄りにしていきます。
露光量は全体的にざっくり明るさ変えたいなって時に使ってます。

外観

外観の説明についてはこんな感じです。

かすみの除去、ちょっと雲が多い空とかに使ってみてください。
めっちゃ綺麗になります・・・。

また、テクスチャをプラスにしていたんですけど、
まとめてて思ったのは、マイナスの方がフィルムっぽくなるかもしれないと
気づきました・・・。今度試してみよ〜〜

自然な彩度は少し下げます。
下げてる方が淡い雰囲気になったり、のちに出るんですけど、
ハイライトとかに色がのりやすくなります。

ポイントカーブ

明るさの調節ができます!ここを駆使できるようになると、レタッチの幅が広がります!
一番左端のでも調節できますが、でんはポイントカーブというものを触ることが多いです。
お好みでポイントを打って、カーブの形状を変えることができます。
右側が明るいところ、左側が暗いところの明るさを調節できます。
大体どの写真も同じような形にしてることが多いです。

RGBチャンネル

ここは微調整に使うことが多いです。ちょっとだけ青味を足したいなとか、
黄色っぽいの修正したいなって時にほんと中間地点ちょこっと動かすだけで良いです。
結構ガッツリ変わるので・・・。

キャリブレーション

ここでは全体的な色味を調整できます!
後に出てくるHSL/カラーという部分の調整が一気に出来ちゃうよ!!って
認識で良いと思います。人生そんな感じでいいと思います。(何があった。)

ちなみにブルーは色相マイナスにしすぎると、緑系の色が黄色っぽくなるので要注意です・・・。でんはこれに気づかず、一時期緑あふれる大自然を枯れた野原にしていました。
ブルーだけマイナスにしているのは、より自然な青色にしたいからです。

カラー・カラーグレーディング

ここで全体に色をのせたり、色相変えたりとかできます。
個人的なイメージですが、フィルムって赤色がちょっとオレンジっぽくなる気がしていて・・・
なので、レッドとオレンジの色相を変えています。

カラーグレーディングはハイライトとか、シャドウ部分に色をのせれます。
なのでホワイトバランスよりも細かく設定ができます。ここで結構フィルムっぽさに近づけます!

ちなみにでんは、ホワイトバランスと逆の色味を入れることが多いです。
同じ色入れると不自然な雰囲気に仕上がってしまうので・・・
バランスはハイライトの色をメインにするか、シャドウの色をメインにするかの割合が決めれます。これ、個人的にはハイライトメインにする方が多いです。

ディティール/効果

ここでは主に質感ですね。

フィルム写真は輪郭がまろやか〜な感じなので、シャープは基本ゼロにします!
ノイズ軽減は…写真によってです・・・。数値は大体いつも同じくらいです。


効果の箇所は粒子を調整します!ついに粒子が入りますよ…
これも写真によって数値は変わります。でんも勉強中です。ただここも数値はいつも同じくらいです。

最後に必要であれば歪みを調整したりとかします。

完成!!

大体この順番でやっています。
最後に動画として一連の流れを記録してみましたので、おまけとしてご覧あれです。

動画でやっているような感じで、明るさ調整して、色味変えて、また明るさ調整して・・・
みたいな感じで行ったり来たりしてます。

ついでに数枚改めてレタッチをしてみました!

まとめ

いかがだったでしょうか。正直、まだまだフィルム風には遠いと思いつつもせっかくなのでまとめてみました。

spicatoではこのように、写真の撮影からレタッチまで一貫して行っています。今回のようなレトロ調もあれば、キレイめな感じのレタッチもなんでもします!これからもでんでんはどんどん撮影をして腕を磨いていきます。

spicatoに依頼をしようかな、どうしようかなと思っている未来のクライアントさま!!素敵なデザインに素敵な写真、素敵な言葉があなたをお待ちしています!!

めっちゃ熱血にしめてみました、お腹減りました。

以上、でんでした。

p.s ど~ちゃん、ブログあげてしまったので次お願いします〜。