みなさま、こんにちは。

すっかり秋めいてきましたね。
葉がキレイに色づきはじめた今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
最近はもっぱらコタツで丸くなって過ごすことに
幸せを感じている、前川です。こんにちは。

ワークショップで磨いたコインが、ピカピカでうれしい前川。

さて、今回のお題は「ブログや記事を書く、私なりのコツ。」です。

・会社のブログ記事、何を書けば良いのだろう?
・ブログの書き方、これでいいのかな・・。
・そもそも、どうやって書けばいいか分からない!

いろいろお悩みの方は多いと思います。
私自身も、お客さまに「記事更新してくださいね!」なんて
お伝えすることも多いのですが、
ブログって、記事って、書くのほんとうに難しいですよね。

ましてや会社となると、変なこと書けないな、
と余計に気張っちゃうものです。
ええ、わかります。とってもよくわかりますとも。

ライティング担当をさせていただくことの多い私も、
この仕事に就くまでは、文章を書くのに苦手意識が強かったです。

(はい。読書感想文で、引用ばっかり使ってマスを稼いでいたのは、私です。)

そんな私が「文章を書きやすくなった」と思う方法を、
今回はお伝えできればと思っております。

お付き合いいただけますと幸いです。

まずは

私なりのコツをざっくり伝えますと、

1. テーマ(お題)を決める
2.情報を整理する
3.書く!

こんな感じです。

え、普通すぎますか?
でも、この基本が大事なんです・・!
ひとつずつ、説明をしていきましょう。

その1
何を書くか、テーマを決める。

はじめはこれですね。
初っ端からとても難しいです。
思いつかなくて、出鼻をくじかれちゃいますね。

そんなあなたに、
少しだけヒントになりそうなテーマをご紹介。

1.誰かをインタビュー
2.紹介する(仕事・商品・製品・人)
3.技術について
4.想いをつづる
5.社内イベントレポート

この中から1と2について、少し紐解いていきましょう。

[1.誰かをインタビュー]
対象の人にお話しをお伺いして記事を書いていきます。
社内の人、社外のパートナーさん、お客さま。対象になる方はさまざま。
それぞれの効果のちがいは、以下のとおりです。

▶︎社内の人
社内のことを知っていただけるので、採用に力を入れたい場合は効果的です。
▶︎社外のパートナーさん
会社を客観的に見てくださるので、いつもとちがう視点から会社を紹介することができます。
▶︎お客さま
いわゆる「お客さまの声」。リアルな声をお伺いすることで、未来のお客さまへつなげられます。

[2.紹介する(仕事・商品・製品・人)]
お仕事や会社のこと、商品・製品、そして人について書き手目線で紹介します。
例えば、

▶︎魅力や特徴
▶︎使用レビュー(メリット・デメリット)
▶︎自社比較
▶︎応用した使い方

などです。

社内では当たり前のことでも、
一般の方は、あまり知らない情報だったりすることもあるものです。
あまり知られていないことを掘り下げることで、
商品にさらに深みを増すこともできます。

…いかがでしょうか?
少しでも書く内容がイメージできてきましたか…?

決まったら、はりきって次にいきましょう!

その2
情報の整理

その1で考えたテーマを記事という形にしていくため、
情報や考え、アイデアを整理します。

ここで私はいつも、以下の項目で整理を行います。

・書きたいこと(テーマ)→その1で考えたこと。
・伝えたい相手(ターゲット)
・伝えたいこと(項目)
・読み手にどんな感情、情報を与えたいか(目的)

今回ならば、こんな感じです ▼

[伝えたい相手(ターゲット)について]
相手は、なるべく詳細に決めると良いです。
例えば、製品のことを伝えるブログを書くにしても、
「製品のことをあんまり知らない人」「製品のことに詳しい人」だと
伝え方が全く変わってきますよね。

あまり知らない人に対しては、
基本のところからていねいに伝える必要がありますし、
逆に詳しい人に対しては、
さらに上級の知識や情報を伝える内容になります。

ターゲットをしっかり定めておくと、記事全体にまとまりが生まれるので、
決めておくことをオススメします!

[伝えたいこと(項目)]
先ほど設定したターゲットに、何を伝えたいのかを具体的に考えます。
この時は、箇条書きで思いつく限り書いてみると良いです。

そして、その項目についてどんどん質問をつくります!

「When:いつ」
「Where:どこで」
「Who:だれが」
「What:何を」
「Why:なぜ」
「How:どのように」
を意識すると良いです。(いわゆる5W1H)

文章に自信がない方は、
質問項目をたくさん用意しておくことをおすすめします!
項目(素材)がたくさんあるほうが、記事を書きやすくなります。

こんな感じで、思いつく限りの質問を出してみます。

そして、「読み手にどんな感情、情報を与えたいか」。
せっかく書くのなら、少しでも有益な情報か、
楽しい、おもしろいなど、良い感情になってもらえるのがいいですよね。

この記事を読むことでどういう気持ちになってほしいのか、
どういう行動をとってほしいのかを想像できていると、
記事がブレなくなります◎

その3
書いてみる!

さあ、材料は揃いました!
いよいよ書いてみましょう!

まずは、その2で用意した「伝えたいこと(項目)」の質問に
自分で答えていきます。(インタビューの場合は、相手に答えてもらいます)

項目をたくさんつくって、それに対して質問をつくって、答えていく。
それを繰り返し行います。

するとどうでしょう。
少しずつ、文章の塊がたくさんできませんか・・?

そこから必要な情報を取捨選択し、
重複しているところなどは省きながら
写真などを組み合わせながら、順番に積み上げていきましょう。
ここの取捨選択や、文章の組み立て方については、
繰り返すことで、どんどん精度が増していく部分だと思います◎
めげずに文章に向き合うことがポイントです!

最後は、「要点まとめ」として
・この記事で何を伝えたかったか。
・読み手にどうなってほしいのか。 でキレイに締めて、完成です!!
(具体的な例はこの下にある「まとめ」をご覧ください↓)

まとめ

ザザザと要点を伝えた感じではありますが、
いかがでしたでしょうか?

一度にたくさん文章を書くのは難しいし、大変です。
ですが整理して、小さな項目をたくさんつくって、それを順番に積み上げていく。
これがブログや文章を書くコツなのかなと、私は思っています。

そして何より一番大切なのが、情報整理。
何を書くのか、誰に向けて書くのか、どういう風に伝えるのか
この辺りをしっかり考えておくことで、ブログの書きやすさはグッと変わると思います。

あと、すごく個人的な意見なのですが、
私は、はじめから完璧な記事を、文章を書く必要はないと思っています。
はじめは短いブログでも、内容が薄くても、
続けることで、経験を重ねることで、
書く記事に深みが増してくるのだと思うのです。

「継続は、力なり」ですね。いい言葉です。

今苦手意識を感じている人にも、この記事を読んで
少しずつでも文章を書いてみようかな、と思っていただけるとうれしいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは、また。