みなさま、こんにちは!
セミも鳴きはじめて、ようやく夏感出てきましたね。
夏が大好きなので、入道雲を見るたびにワクワクします。
だけどかき氷はちょっとだけ苦手な前川です。こんにちは。

おいしいものを両手に持ち、ご満悦の前川

さあ早速ですが、本題に行きましょう。
今回はちょっとだけ真面目にお話ししますね。

それはズバリ、私が考える「ヒアリングの大切さ」についてです。

spicatoでは、デザインのことでいろんなお客さまからご相談をいただきます。

「新しい商品をつくるんです。」
「今のホームページを一新したい!」
「パンフレットをもっと手に取ってもらいやすくしたい!」

私たちの役割は、お客さまが抱えていらっしゃる課題やお困りごとを
さまざまなデザインで解決すること。
お客さまの「らしさ」をデザインで表現することです。

ちなみに、spicatoのデザインの種類は以下の通り。

・ロゴデザイン
・WEBデザイン
・グラフィックデザイン
・キャッチコピー(ライティング)
・コーディング
・写真、動画撮影
・モーショングラフィック などなど…

いろんなデザインでらしさを表現するために、ヒアリングって本当に大切。
ヒアリングなしでは始まらない、と言っても過言ではないです!

そのためspicatoでは、
「お話を聞かずにお見積もりをお出しする」
ということは、基本的には行っておりません。

まずは顔を合わせて、お話して、
お客さまのご依頼に対して、私たちがどんな形で携わらせていただけるか、
を考えたいからです。

スピッカートのヒアリングについて

spicatoのヒアリングは、大きく分けて以下の通りです。

  1. 初回ヒアリング(顔合わせ・課題確認・強みや仕組みについて)
  2. 受注後のヒアリング(強みの深掘り・デザイン方向性のすり合わせ など)

1. 初回ヒアリング

初回のヒアリングでは、主に以下のことを中心にお伺いします。

1.事業内容やサービスの特長・強み、思いなど。
2.歴史やストーリー
3.ご依頼しようと思ったきっかけ。
4.ご依頼の目的(ゴール)・改善したいところ。
5.デザインを制作する上で、期待されていること。
6.(リニューアルの場合)現状気に入っている点・うまくいっている点など。
7.今後の展望(どのようにされていくのか)
8. ターゲット層
9. 競合や参考にしている会社やWEBサイト
10. 希望公開(納品)月日
11. ぶっちゃけのご予算

基本的な情報や課題、ご依頼検討されているサービスやお客さまの強みなどをお伺いします。

その後、概算お見積もり・弊社でできることなどをまとめてご提出。

正式にご依頼いただけることになると、いよいよ制作のはじまりです!
より具体的に深掘りしていくヒアリングを行います。

いっしょにつくっていくのです。

2. 受注後のヒアリング

ディレクターである私の役目は、
いろんなお話や思いを深掘りすること。

いろいろなお客さまのお話を聞く機会が非常に多いのですが、
そのたびに
「お客さまの思い(熱意)」って大事だなあ〜。
そう思います。

これほんと、すっごく大事なんです!
例えるならば、カレーのカレールゥくらい大事です!!

(注:前川は例え話が大好き)

もちろん、デザインというカタチにするのは、スピッカートの役目なのですが、
私たちがデザインをつくるうえで大切にしたいのは、
「お客さまといっしょにつくりあげる。」ということ。

お客さまの思いをデザインとして表現するため、
どんどんどんどん深掘りして、思いを探っていきます!

そのモノ・コトに関するお話、もしかしたら全然関係ないお話。
なんでもいいんです。まとまっていなくてもいいんです。
それらを元にどんどん引き出して膨らませていくのが、
スピッカートのディレクターの役目。
いろんなお話をしていただきやすいよう、雰囲気づくりを大切にしています。

よく「こんなの、どこでもやってるよ」とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、
私は、お客さまの言葉でいろんなことをお伺いすることが
「らしさ」につながると思っています。

いろいろお話ししましょう。

私たちは、たくさん掘り出したキーワードや思いを材料として、
コトコト煮込んでデザインします。
「甘めかな」「ピリッとスパイシーかな」「隠し味にあれを入れよう」

(注:カレーの例えを引きずっています)

そうして私たちは、デザインを完成させるのです。

ででーん

そこからは、お客さまにご提案してすり合わせ。
ここでは、お客さまの要望そのままに表現するのではなく、
意図を汲み取り、デザインのプロとしての最適解を考えます。
そう、私たちのヒアリング力や汲み取り力が試されるのです・・!

お客さまの思いによっては、こんなカレーになることも・・?

出来上がったデザインを使用するのは、私たちではなくお客さま。
お客さまの課題や問題を解決できていることはもちろんのことですが、
「つくってよかった」そう、思っていただけるものをつくりたいです。

そのために必要なのは「つくることに参加していただくこと」。
いろんなお話を聞かせていただくことも、そのひとつです。
そうすることで、出来上がったものに対して誇りを持って、
できあがったデザインをもっと愛していただけるのでは、と思います。

まとめ

いろいろ書かせていただきましたが、私がいちばん何を言いたかったかというと、

「お客さまとは、たくさんお話しして、善き関係を築いていきたい!」

ということなのです!

お客さまとのお話の中に、いろんなヒントや「らしさ」って潜んでます。
私たちはそれを知りたいのです。探したいのです!
(私は、それが見えてくると、内心「やった!」って思ってます!)

デザインは、お客さまの思いと、私たちの思いが合わさってできるもの。

決して簡単ではない(し、実は大変なことの方が多かったりするの)ですが、
そこをおもしろがっていただける、楽しもうとしていただけるお客さまと
たくさん考え、悩んで、笑いながらつくっていきたいと
私たちは思っています。

デザインの始まりは、まず、お客さまから。

私たちといっしょに、楽しくつくってみませんか?