みなさま、こんにちは。
今週は少し軽めなテーマ。デザイン表現で試してみていることについて、まとめてみました。
やったことのない表現を試してみる。
スピッカートが大切にしているのは、お客さまの「らしさ」を磨き上げること。
個性や大切にしている想い、価値観を最大限に引き出すことで、アウトプットは一つひとつ異なり、独自性のあるデザインへとつながっていきます。
そのためにも、表現の引き出しはできるだけ増やしておきたい。
普段から、まだ挑戦したことのない表現方法を試してみたり、ちょっとした実験を重ねたりしながら、楽しんで表現の幅を広げています。
今回はその取り組みのひとつとして、「テクスチャの表現」にフォーカスしてご紹介していこうと思います!
テクスチャ表現に挑戦。
テクスチャ表現とは、デザインやイラストに質感のある画像を重ねることで、風合いや奥行きを生み出す手法のひとつです。紙のざらつきや、ノイズ感を加えたデザインを目にすることも多いですね。
ただ場合によっては、「どこかで見たことがあるな」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで私が試していることは、身近な素材を写真に撮ってテクスチャ化してしまうというもの。
今回は、息子がハマっているものをイラストにして、さまざまなテクスチャの可能性を探ってみました。
(できたものをプレゼントできるから一石二鳥…!)
01. アルミホイル

まずはこちら、かめ。
アルミホイルを使って、かめの甲羅を表現してみました。
ぐしゃぐしゃにしてから広げて、写真に撮ったのでおもしろい表現に仕上がりました。
しわの粗さやつぶし方によって見え方が変わるので、実験の余地がありそうです。
02. 布

お次は、シャインマスカット。
ふるさと納税で届いてからハマってしまい、スーパーに行くとよく買わされます。
ナチュラルな雰囲気に仕上げたいと思い、布をテクスチャに使ってみました。
規則正しく編み込まれた糸目がパターンとしても活かせそう。糸の種類を変えるとまた違った表情が出ておもしろそうです。
03. カーペット

最後は、パンダ。
実物を見たことがないのに、なぜかパンダが好きです。
ふわっとした感じを出したくて、カーペットを使いました。毛流れまで感じられて、なかなか満足な仕上がりです。
いかがでしたでしょうか。
今回の試みは、「このデザインはどうやって表現しているんだろう?」という素朴な疑問から始まっています。参考にしたものから着想を得て試行錯誤してみると、表現の幅が想像以上に広がっていくので、デザインの奥深さとおもしろさを改めて感じます。
今後もお客さまの世界観をより引き出せるように、テクスチャに限らず、さまざまな表現方法を探っていく予定です。おもしろいものが見つかったら、またご紹介します。
それではまた!