蒸し暑い日が増え、そろそろ梅雨の気配がしてきました。暑い夏を少しでも心地よく乗り越えるために、風鈴を購入したspicatoエンジニアの笠井です。好きなフレームワークはAstroです。Alpine.jsが気になっています。

今回は先日spicatoにて開催したエンジニア交流会についてレポート致します!

交流会開催のきっかけ

2024年1月にADRIATICさんとspicatoでエンジニア交流会をした模様をXにてポストしたところ、ARUTEGAの平尾さんがこんなポストをされました。

こちらのポストにCalamarify さんがご返信され、更に弊社金山が「参加したいです!」と返信したことがきっかけでした。

それから所属する3社合同の開発環境やフレームワークについて話し合う交流会の話が進み、「ぜひspicatoの事務所にお越しください!」となりました。

開発環境って何?

Web制作におけるフレームワークを含む開発環境とは、ざっくり言うと「実装を効率よく進めるためのもの」です。

例えば弊社の開発環境では、画像圧縮やwebpの自動生成、繰り返し使用するコードのコンポーネント化やライブラリ化、あらかじめ最低限のコードを用意することによって、実装のスピードアップを図っています。また、それをチーム全員が使用して実装することで、複数人でのWeb制作が可能になるように体制を整えています。

このように、エンジニアにとってフレームワークを含む開発環境は、パフォーマンスに直結する重要なものです。日々更新される技術を取捨選択して、自社に合うように整え育てています。会社固有の運用方法や制約があるため「開発環境の正解」は無いので、そのナレッジを共有できる機会は大変貴重です。

いざ交流会当日!

参加者の方々がspicatoのオフィスに到着すると、出社していたspicatoスタッフがご挨拶も兼ねてお話しさせていただきました。

私は、年始に開催されたiDIDさん主催の新年会で平尾さんとはお会いしていましたが、他の参加者の方々とは初対面でした。実際に皆さんとお会いすると、とても気さくにお話してくださり、緊張が一気に解けました。

エンジニア交流会では、使用しているプラグイン、ツール、静的サイト・WordPress・ヘッドレスCMSの開発環境をスクリーンに写しながら解説し合いました。また、困っていることの解決方法や改善方法について、各社が意見交換を行うなど、大変有意義な会でした。

お話の合間には好きな制作会社さんを紹介したり、広報についてのお話しもできました。

14時から開始して19時ごろまで開発環境の話は続き、事前に用意していた「各社への質問シート」の回答については時間が足らず、場所を移動してご飯を食べながらお聞きすることに。

事前質問シートには使用しているマウスの種類、実案件の工数や見積もり方法、アニメーションの実装方法やデザイナーさんとのコミュニケーションの取り方など、かなり踏み込んだ質問もありました(お答えくださりありがとうございました)。詳細を伺いたかったので、次回開催を期待しています。

エンジニア交流会が白熱していたころ、ARUTEGAの平尾さんはspicatoに溶け込んでお仕事なさっていました(お忙しい中、お越しくださり感謝しかありません!)。

交流会を開催して得たこと

交流会に参加したspicatoのエンジニアメンバーの感想です。

安藤:懇親会に参加させていただきました! 普段からご活躍を拝見している方々と実際にお話させていただき、夢のような時間でした。 技術的なお話はもちろんですが、考え方や取り組む姿勢に関する部分も見習いたい!と思う箇所がたくさんあり、モチベーションアップにも繋がりました。 今まで考えるに至らなかった視点でのアプローチもあり、狭まっていた視野がスッと広がったような感覚になりました。 終始楽しくお話させていただき、学びも多い大変貴重な時間でした。

笠井:お話を拝聴して、知見の深さや自己鍛錬の姿勢に感服致しました。制作をする上で常にアップデートしていくこと、自分の審美眼を養うことが重要だと改めて思いました。開発環境のお話では初めて知ったツールも多くあり、早速ArcやTailwindを触ってみたので、自社でも共有していきます。また、広報のお話も伺えたのが嬉しかったです。たくさんのナレッジと気づきを得れました。ありがとうございました!

鍋谷:私は懇親会のみの参加でしたが、技術のお話だけではなく、日々の学習や悩み、それぞれの立場や職における考えなど、ざっくばらんにお聞きすることができ、非常に楽しかったです。同じような悩みを持っていたり、新たな考えや取り組み方に触れることで刺激を受けることができました。ぜひ次の機会には勉強会にも参加したいなと強く思いました!

金山:構想から開催までかなり時間が経ちましたが無事に開催できてよかったです!実際の内容をざっと説明すると、開発環境を各々発表して気になる点を質問するというものだったのですが、それだけで約5時間話していました。その他質問も募集していたのですが使うことがなかったので、そこは少々反省点です。
その後の懇親会でも興味深いお話しをたくさん聞けたのでとてもうれしかったです!痺れました。。。!

ARUTEGAさま・Calamarifyさま、お越しくださってありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

他社のエンジニアの方のお話を伺うことによって、技術の習得だけでは無く、視野が広くなりモチベーションアップにも繋がります。自社内だけだと知識が偏りがちになるため、他社の方々との交流は今後も大切にしていきたいです。

スピッカートでは実装(コーディング)のみのお仕事もお受けしております。ぜひご相談ください。お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームへ。