こんにちは。細尾です。
今日はかれこれ1年半ほど前からやっているWebラジオ「まるラジ」の話をしたいと思います。
ちなみに「まるラジ」はDJの「丸山」さんの「丸」と「細尾」の「尾」を取って「まるおラジオ」とした上でそれを略したものです。
※「細尾」はあとかたも残って無いじゃん!というツッコミ、嫌じゃないです。

基本的には月1回、株式会社ユニオンネットの社長である丸山さんと二人で収録して配信しているのですが、気まぐれでゲストの出演もあり、少し前にはmuuuuu.orgの管理人でQuoitworks Inc.の代表でもあるムラマツさんが出演してくれたり、予期せぬ広がりを見せていたりします。

https://open.spotify.com/episode/1ztyRw4kSR8vMfPvxWN7K9?si=VNfDCnxhSqOJ8vEVJ9PWrw&dl_branch=1

内容はいたってゆるいです。「何者でもないシャチョーズラジオ」というタグラインをつけているように、小さな会社の経営者ならではの視点で、、、といった堅苦しいものではなく、気軽に楽しく配信していくスタイルでやっています。
採用のことなどときには経営者視点でヒートアップする回もあったりします(笑)。

そもそもどうしてはじめたの?

あんまり覚えてないんですが、私が密かに憧れていた「ラジオ(お便りとか読む感じの)をやってみたいんですよねー。」と丸山さん話したことがあったそうで、しばらくして丸山さんから逆に「細尾さんラジオしませんか?」と誘われたことがきっかけでした。
youtubeは続けるのが大変そうで見る側も大変。音声配信なら収録や編集も動画に比べて手軽だし、デスクワークをしながら聴けるという利点もあっていいんじゃないか。そんな理由でラジオという選択肢がハマったというのもありました。

そういえば、はじめた1年後くらいに「Clubhouse」が新しい音声SNSとして大流行したときには、やっぱり音声配信来てるかも!?なんて二人でよくわからずテンションがあがっていたりしました。

個人的には、「ラジオができる!」というちょっと夢が叶った感と、同業の経営者として自分たちより先を行く、丸山さんとの情報交換、意見交換の場を定期的に持てる!という理由がありました。
まさに一挙両得!な感じです。

収録スタイル

どうやって録ってるんですか?なんて質問をときどきいただきます。
まだ新型コロナウィルスがそれほどひどくないはじめの頃は、直接会って収録することも多かったのですが、緊急事態宣言の発出など状況が変わるにつれ、収録スタイルは変化し、今は、それぞれの自宅や事務所からZOOMでつなぎながら、自分のiPhoneにマイクをつないで別々に音声を収録し、後で丸山さんがそれを編集するというスタイルで定着しています。
丸山さんの裁量にすべて委ねているので、公開するまで私はどこが使われているのか、カットされているのかわかりませんし、「まるラジ公開しましたー!」とメッセージが来るまで、いつ公開されるかもわかりません(笑)。

丸山さんが忙しいときは、公開されるまで時間がかかることもあるので、だいたい話していた内容を覚えていません(汗)。なので、公開後は一応一通り聴くようにしていまして、手前味噌的な発言でなんですが、オープニングのヒトコマが結構好きです。「丸山さんの切り取り方最高やな!」と勝手に唸っていたります。ときどきジングルやBGMが変化するのにも、丸山さんの愛を感じずにはいられません。

ただ、未だにお便りを読むというスタイルを確立できずにはいます…

で、結局やってみての効果って?

効果?正直そんなものは期待していなかったですし、遊びのように続けていければいいかと思っていましたし、今でも思っています。

会社的には広報のひとつ、という解釈もありますが、僕にとっては完全に「個人的な欲求を満たす場」なので、丸山さんと前回から今回までに起こったアレコレや、感じたこと、業界の動向、社内のいろいろが話せるだけで、ものすごく効果があると言っていいものだったりします。
毎回どのくらい聴取数があるのかもしらないですし、興味もないのです。ただ、続けていければいいやくらいでいます。
実は収録前後のオフレコの方が内容が深くて濃い!は二人の共通意見かもしれません。

そんな「まるラジ」ですが、続けているといろいろ思いがけない効果をもたらすもので、冒頭にも触れたムラマツさんとの繋がりや、ラジオをきっかけとして今まではなかった業界内の繋がりができたり、「ラジオ聴いてます」と声を掛けてもらえたり、採用にも効果が出ていたりするので驚いています。

実際ラジオを聴いて、入社したスタッフがいますし、そのスタッフとの繋がりがまたあらたな出会いをつないだり、違う広がりを見せたりしているので、風が吹けば桶屋が儲かる的なことがリアルに起こっている感じです。
そういう思わぬことが、とても楽しいと感じます。

知・好・楽

孔子の書いた論語の中にある「これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」一言で表すと「知・好・楽」。スピッカートの名刺の裏には、この教えを英文にしたものを入れています。
「楽しむ」ということが何より重要で最強!という意味で、独立したときから大切している言葉です。

ほとんど趣味でやってるラジオ「まるラジ」ですが、「楽しんでいる」「楽しそう」ということには人を引きつける力があるのだと感じます。
事業も作業も広報も、何でも「楽しむこと」「楽しんでやってみること」が一番だと感じます。

「楽しむ」の連鎖がまた新しい「楽しみ」を持ってきてくれるだろうと思って、
これからも「まるラジ」を楽しみます。