みなさまこんにちは。
三寒四温に一喜一憂している前川です。
お花が咲き始め、春の空気を少しずつ感じはじめた今日この頃、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

今年の1月から始まった週刊スピッカートも、早いもので私で一巡です。
いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。

さて今週の当番は私。何を書こうか迷いましたが、はじめですからね。軽めのものにいたしましょう。

ということで、今週の私のテーマは「MYタスク管理について」です。

社内の案件ごとのタスク管理は、
slackや「spicatoオリジナル☆進行表(Numbers)」で共有していますが、個人のタスク管理方法に、私はずっと試行錯誤しておりました。
かれこれ…。

…何年になるのでしょうか。(困惑)

いろいろ試したんですよ。いろいろ。
notionとか、かっこいいですよね。(恥ずかしながら使いこなせませんでした)
シンプルにmacのリマインダーがいいかも!(いつの間にかアプリを開かなくなりました)
こ、こうなったらGoogleカレンダーで・・!(細かなタスク管理しづらくて悲しくなりました)

容量の少ない私の頭の中で管理するには多すぎる、こまごまとしたタスクたち。けっきょくは気合いと根性で管理をしていた私がたどり着いたのが、「アナログで管理すること」でした。

これがうまくハマリまして。数年間この方法で続いているので
「アナログの好きなところ」を語らせていただこうかなっと思っております。

前置きが長くなってしまいましたが、はじまります。

アナログの好きなところ① 1本集中できる!

良くも悪くも、アナログの場合「書くこと」に集中できます。


パソコンなどの場合、どうしても他の情報も入ってくるんですよね。そうなると
「あれしなきゃ」
「返信しなきゃ」
「メール来てる!」
「お、これはなんだ!?」みたいに
新たなタスクが発生してしまう始末。

その点、アナログの場合はノート“だけ”を見るので
「タスクを管理する」ということに集中できるんです。すごくシンプルな方法ですが、私にとっては効果ばつぐんでした。

アナログの好きなところ② 書くことで頭を整理できる!

アプリで管理すると、簡単に1日のタスクをキレイに整えられますよね。

そう。たとえば今日できなかったタスクも、ヒョイっとずらせばきちんと整ってくれるし、順番の入れ替えもササっと簡単。なんて便利!とてもありがたい!

ですが私にとっては「整いすぎて何が大事かわからなくなってしまう・・」という問題が起きました。
なんともへっぽこな話ですね。すみません。

そこでアナログです。アナログは毎日毎日、自分の手でやることを書くんです。面倒くさいときもありますが、書くことで「自分が何をやるべきか」を整理しながら俯瞰できるようになりました。
メールの返信、デザインチェック、〇〇さんに確認、見積もり対応、ワイヤー修正など。
全部書きます。忙しいときほど、とりあえず書きます。キレイに書くではなく、まず書く。自分が読めたらいい。というスタンスです。そこから自分の手で整える。優先順位とかも自分で書き換える、もしくは番号をふるとかで整理をする。

頭で考えていることを紙に書き写すだけで、自分の頭の容量に少し空きが生まれるような感覚を感じられるようになりました。

アナログの好きなところ③ 線を引くことで達成感!

タスクが完了したときにチェックマークを入れる、線を引く。この作業がたまらなく好きです。
そして、1日の終わりに線がいっぱい引かれたエリアをみて「ふふふ。今日も頑張れたぞう・・!」とホクホクとした気持ちになる。
なんでしょうね。子どものころに何か目標を達成したときにもらった、金ピカシールに近い気がします。

そしてその達成感は、明日への活力にもなっているな、と。
もちろんいろいろ立て込んでしまって、達成感を感じられないときもあるのですが ;
その時はそのとき。もう一度整理を行って反省点を明日に活かすように頑張ります。

ここで私のタスク管理方法をご紹介。

1日たっぷり書き込める無印良品の手帳を使っています。
いっとき正方形の付箋に書いて、1日の終わりに捨てるなどを試してみましたが、
書き込みにくい、残しにくいのでやめました。

やっていることは一般的な方法です。
今日やることを書きながら、インナーアップや会議の予定などもわかる範囲ですべて書き込みます。
未来のタスクを判明した時点で書き込むことで、リマインダーの役割を持たせられます。
こういう時、シンプルなノートより1日ごとに分かれている手帳の方が、予定を立てやすくて便利です。

好きなステッカーを貼ったり、お気に入りのカバーやペンを使うことで
書くモチベーションを上げています。

デジタルとアナログのハイブリットが、私にとってちょうど良い。

私がアナログで管理するのは、主に個人のタスクと、思考整理をしたいとき。
会議メモなどはデジタルに頼っています。その方が人に共有しやすい & 書くより打つ方が早いし。
案件そのもののスケジュールも変動が激しいので、デジタルツールで管理している方が便利です。

どこをどう分けているのかは、人それぞれだと思いますが、
今の私にはピッタリハマっているやり方になっています。

ここまで読んでくださった方は、気づいてしまったかもしれません。

「え・・別にアナログにこだわんなくてもいいんじゃない?」

「パソコンでだって整理できるし、チェックを入れられるツールもあるじゃん。」
「書くの時間かかるやんか!」

そう思う方もいらっしゃるでしょう。いやほんと、私もそう思います。


そんな中でなぜ私が手書きにこだわるのか、

それは「ノートに書くのが好きだから!」これに尽きると思います。(ばばーん)
あと、私自身がアナログの方が頭に入りやすい体質ということも大きいかもですね。

はじめはピシッとしていたノートが、くったりと使用感を帯びはじめるころ。
過去に書いたものをパラパラとめくって眺めるのが好きなんです。
それが「自分の頑張った証」のようで、ちょっとだけ誇らしく思えたりします。
そのうち、ノートにコーヒーをこぼした跡だって愛せるようになります。

けっきょくは「人それぞれですね。」と締めくくらさせていただこうと思うのですが、
私はこれからも、飽きるまで、もしくは他に画期的な方法が見つかるまではこの方法でアップデートを続ける所存です。目標管理も、手帳でできると見返しやすいかなと思ったり。まだまだ試行錯誤中です。

タスク管理がうまくいかないとお悩みの方は、一度試してみるのはいかがでしょうか。

最近は仕事だけでは飽き足らず、プライベートの手帳づくりにもいそしんでおります。
日記はもちろんのこと、好きなことやものを書いてまとめるの、とても楽しいですよ。

アナログの魅力、少しでも伝わればうれしいです。

それではまた、次のブログでお会いしましょう。
ありがとうございました。