こんにちは!急に寒くなって、防寒に必死なタミーこと野田です。
ディレクターとして入社して2ヶ月が経ちましたが、まだまだ試行錯誤の日々です。そんな中で最近「ディレクターの仕事はテキストコミュニケーションがかなり重要なのかも」と思うタイミングが。
先日、細尾さんに「タミーのメールは簡潔でいいけど、少し冷たく感じるかもね」と言われました。その瞬間「あ、それ分かるかも…」と納得してしまいました。これまでは「失礼がないように」とばかり考えていて、温かみや柔らかさは二の次、三の次。。
意識せずとも簡潔に書けるようになった自分の成長を感じつつも、それだけじゃ物足りない。文章にもう少し温かみや気持ちを乗せる必要があるなと感じています。ということで、テキストに温かみを持たせる工夫について考えてみました!
なぜ体温を感じない文面になるのか?
原因:テンプレート感が強い表現
例えば、こんな文をよく見かけませんか?
「お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」
私が全てのメールに使っている表現です笑
便利な言い回しですが、こればかり使っているとちょっと機械的な印象になってしまいますね。
解決策1:言葉のバリエーションを増やす
- ご多忙中のお願いとなり恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
- お忙しいところ恐縮ですが、〇〇のためご対応をお願いできれば幸いです。
- ご負担をおかけしますが、ご協力いただけると大変助かります。
同じように見えますが、人らしさを感じませんか?こうしたバリエーションを持っておくと、シチュエーションに合わせて思いをのせられそうです。
解決策2:感情や状況を添える
さらに、相手に感謝や気持ちをしっかり伝える工夫も大事だなと思いました。「ありがとうございます。」という気持ちも、工夫できそうです。
- 「〇〇していただきありがとうございます。おかげでスムーズに制作が進みそうです!」
- 「早急にご対応いただきありがとうございます。おかげで本当に助かりました!」
一言添えるだけで、考えてから書いてくれたんだなと感じます。
温かみと簡潔さのバランス
「文章に温かみを込めよう!」と時間がかかりすぎても本末転倒。ですので私はまず、冒頭と締めに気持ちを込めることを意識してみようと思います。
以下のような感じです。
例文
〇〇さま
先日はお打ち合わせのお時間をいただき、ありがとうございました!丁寧にご説明いただけたおかげで、安心して制作を進められそうです。
以下、議事録を共有いたします。
■ご依頼内容
①TOPページバナー画像の差し替え
②お問い合わせページの質問項目追加
③社員紹介ページの文章変更
■納期
◯/◯(曜日)◯時
■その他
・◯◯にご留意ください。
お忙しいところ恐縮ですが、相違がないかご確認いただけますと幸いです!
送信前に漢字とひらがなのバランスを見直して、読みやすい文章になっているかチェックします。
お客さまとのやりとりは、直接お話しできることばかりではありません。その中でも、お客さまと同じ気持ちで制作に取り組めたら。
「ご依頼から完成まで、大変だったけど楽しかったな。」と思っていただけるように
メールの文面を意識すること。微力ではありますが、役に立てたらいいなあと感じています。