
May 09, 2025
” 悔しい!”から紐解く、スピッカート社員の制作への向き合い方
インタビュー
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Osaka University Of Tourism
大阪観光大学さまより、大学案内パンフレット、学生募集要項、入学ガイドの制作をご相談いただきました。
前年度版の内容や構成を踏まえつつ、今年度のテーマや広報方針に沿った情報整理と表現のアップデートを行うことが目的でした。
制作にあたっては、まず大学の担当者さまとの対話を重ねながら、昨年度から引き継ぎたいトーンや内容についてあらためて確認。進路選びの初期段階にいる高校生にも届きやすいよう、「ビジュアルによる親しみやすさ」と「学びの深さ=情報量」のバランスに配慮してデザインしました。
大学案内では、キャンパスそのものの魅力をビジュアルから伝えられるよう、学内各所を活用したロケ撮影を実施。学生の自然な表情や、日常の風景を切り取るようなカットを中心に構成することで、「この場所で学びたい」と思えるような空気感の演出を目指しました。また、文字情報やレイアウトにも余白を活かしながら、読み手のリズムを妨げないよう調整を行っています。
一方で、学生募集要項や入学ガイドといった実務的な冊子では、正確さや視認性を第一に考え、表組やナビゲーションにおいて混乱を生まない導線設計を意識しました。「必要な情報に迷わずたどり着ける」ことと「大学らしさがにじむトーン」を両立させるため、細部まで丁寧に整えています。
紙面のトーン・導線・情報量・優先度のバランスを、それぞれの役割に応じて最適化することで、進学先としての魅力が自然に伝わる3種の冊子として仕上げています。
Client
大阪観光大学
Project Member