一気に秋(冬)めいてきましたね。
冷エニモ肩ノ痛ミニモマケズ。
丈夫な身体で今日も頑張りたいものです。
最近、Webデザインのお仕事の中で
「自分の描いたイラストを動かす」という機会がありました。
初めてのアニメーション制作だったので、
今回はそのときのふりかえりをレポートとしてまとめてみました。
巧みなモーションがイラストにかけられているWebサイトって、
ついつい見入ってしまうほど魅力的ですよね。
そんな“動きのある表現”を自分でも上手く作れるようになりたい!という心持ちです。
下書きは棒人間から。自然な動きをつかむ。

ラフに使ったツールは Procreate(プロクリエイト)。
初めは力技で、いきなりイラストを描いて動かそうとしたのですが、「動きがぎこちない…?」と感じる場面が多く、そこから学んだのが “棒人間で動きがほぼ完成した状態から描き起こす” という方法でした。
棒人間で動きを確認しておくと、良いことづくし。
シンプルですが、これが後の自然な動きにつながりました。
- 重心(人物の場合は関節など)の位置が見やすい
- タイミングを微調整しやすい
- イラストに起こす時に迷いが減る
「歩く」動きづくりで気づいたこと
改めて「歩く」動きを観察してみると、
ただ右足と左足が前後している訳ではなかったことなど、
いくつか発見がありました。

頭の位置が上下する
足を開く → 閉じる の間で、頭の高さは少し上下します。最初はそのことに気づかずに作ってしまい、なんだか“ぺたぺた歩く”ような印象に…。
修正後に、頭の位置を少し下げたり上げたりするだけで、動きが一気に自然になりました。
足のつき方を意識する
もうひとつ大事だったのが「つま先と踵の動き」。
歩くとき、つま先から地面に着き、
次に踵がつく──その流れをちゃんと意識することで、
アニメーションがよりリアルになった気がします。
PhotoshopでGIFを書き出す
動きを決めたら、仕上げは Photoshop で。 ここでは、実際にアニメーションGIFを作るときの基本的な流れを簡単にまとめておきます。
❶素材をレイヤーとして読み込み
アニメーションの1コマを1レイヤーとして配置します。
再生中に番号を振っておくと分かりやすいです。

❷フレームアニメーションを作る
「ウィンドウ > タイムライン」を開き、フレームアニメーションを作成します。

1コマあたりの再生速度を設定(例:0.1秒/フレーム)。
ループは「無限」にしておくとWebで繰り返し再生されます。

❸GIFとして書き出す
「ファイル > 書き出し > Web用に保存(従来)」でGIF形式を選択。
色数やサイズを調整して完成です。
完成したアニメーションはこちら。

シンプルな“歩く動作”も、キャラクターと一緒に動くと世界感がぐっと広がりますね。
今後、自然なアニメーションをもっと上手く作れるように
小さな練習を積み重ねていきたいと思います。
それではまた次回に、
ここまで読んでくださりありがとうございました。
(GIFを作成する際に参考にしたサイト)
https://www.adobe.com/jp/learn/photoshop/web/create-animated-gif

 
  
 