みなさまこんにちは。2022年がもう終わろうとしています。とんでもなく寒くなってきており、もうちょっとゆっくりと寒くなってくださいと切に願っている白瀧です。

いよちゃんとのツーショットです。

今回は日々のデザイン勉強法について書きたいと思います!

なぜ始めたのか

デザイナー歴は5年目、スピッカート歴3年目真っ只中。伸び悩みをこれまでで一番痛感しています。

というのも、スピッカートでは定期的に面談が行われるのですが・・・ディレクターの前川(まえちん)や細尾さんが最近どう?といった感じで日々感じていることや、仕事の振り返りをすることがあります。

その度に出る悩み、デザインのスキルが伸びている気がしないということ。はて、どうしたものかとまえちんとの面談時、サイトデザインの分析を週一でしてみてはどうだろう?という話になりました。それから週に一回サイト分析をし、まえちんに送るという習慣が始まりました。

やっていること

サイト分析でやっていることは、以下のようなものです。

  • キーワード選定(例えば「スタイリッシュ」「落ち着いた配色」とかです)
  • デザインスクショをXDに貼り、メイン幅やサイズ感の分析、そこから気づいたことをまとめる。
  • 動きについてや、文字(どのようなフォントか、フォントサイズなど)についてのまとめ

大きくはこのようなことをやっています。

どのようなクライアントで、どのような方向性となったのかをまとめています。キーワードをまとめることでデザインを言語化するトレーニングにもなり、コンセプトを組み立てるのに役立ちます!
デザインツールにスクショを貼り、実際のサイズ感を測っています。ぱっと見では見落としそうな部分にも気づくことができたり、尊敬するデザイナーさんたちの細部へのこだわりにも気づくことができます。
フォントなどは何を使用しているのかを調べて、どのような意図で選ばれたのかなどをまとめています。
メインとなる幅や、マージン、どのラインに沿っているのかなどを確認し、ルールを見つけていくことで、気持ちがいいと思うサイズはどれくらいかなどの感覚を身につけます。
時には検証ツールでサイズ感などを変えてみて、印象がどのように変わるかなどを見たりします。

良かったところ

例えば、しなやかデザイン様の「studio.CBR」様のサイト。
東京・代官山の高級中古革靴買取のお店です。

MVに2枚のスライドを使っていて、パッと見ただけだと最近よく見られるトレンドを取り入れているな〜くらいで終わりそうです。ただ、こちらのスライドは片方が革靴の写真で、もう片方はお店の雰囲気がわかるような写真にしています。それぞれに役割を与えることで買取事例の豊富さと、お店の親しみやすい雰囲気の2つの印象を与えれるようにしたのかと思われます。
※デザイナーさんに直接お伺いしたわけではないので、あくまで個人の意見となります。

こういった感じで見落としそうなところに気づけるのは楽しいです。

世の中には素敵なデザインを生み出しているデザイナーさんがたくさんいます。

それぞれ好きだなあと思うデザイナーさんはいると思うのですが、その方達のデザインを何個か見ていくと、メイン幅のサイズやデザインのあしらいなど、「あ、この感じ前見たサイトにも取り入れられていたな・・・」という感じに思い出して、デザインの引き出しとして頭の隅に残りやすくなります。

デザインは見た目の良さだけでなく、コンセプトなどを表現していることも重要だと思います。会社のらしさなどを表現できているとデザインの説得力が上がったり、表面上だけではない力強いものができるからです。
そのためにはクライアントさまの思いなどをくみ取り、くみ取った言葉からどのようなビジュアルに落とすか、どのような方向性で表現するかというのを考えていきます。その時のためにデザインを見るだけでなく、言語化するということを積み重ねていくことで、実案件の際に言語化するときの参考になります!

まとめ

日々積み重ねることはとても重要だと思っています。トレーニングもしていないのに試合に勝てるわけないのと一緒で、デザインも日々積み重ねて土台にしていないと、良いものってできないと思いますので・・・。

地道に積み重ねていきデザインに向き合い続けていきます!そして、スピッカートを選んでくださったクライアントさまや、その先にいる方達を感動させられるようなデザインを作っていけるようこれからも精進していきます!

それでは!そしてよいお年を!!