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2021.12.27(mon)
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一眼レフカメラ使いこなせてますか?
カメラ初心者向けの豆知識①光篇

昨日で43歳になりました。細尾です。
誕生日は写真館で家族写真の撮影をしていました。いらしたお客様に、何気なく「どこからいらしたんですか?」と聞くと「愛知県です。」という驚きの答え!単なる直感ですが、「かしこまらない写真館 日日花」来年は結構おもしろいことになりそうです。
と、めっちゃ脱線しましたが、先日「日日花」で開催したワークショップでも、一眼レフカメラ撮影の基本を学びたいというお客様がチラホラいらっしゃったので、そこでお話したことを何回かに分けて、書いてみようと思います。

一眼レフカメラをはじめたときに躓くのは、モードはどれを使えば良いのか?ということだたり、絞り(F値)、感度(ISO)、シャッタースピードの適切な設定、露出補正、ピクチャースタイル、色温度(K)などなど、聞き慣れない設定値がたくさんあることだと思います。
適当に撮るとブレるし、ボケた感じの良い写真撮りたいから一眼レフ買ったのにー!みたいなことになりますよね。
設定は慣れてくれば自分好みにできるようになると思うので、まずは下記の初心者おすすめ設定にしてみてください。

初心者におすすめの設定
・撮影モード:Aモード(絞り優先モード)
・絞り:F4〜F5.6くらい
・露出補正:+1
・ピクチャースタイル:ポートレート

え?設定とか教えてくれるのでは?と思われたかもしれないですが、すみません。今回は写真撮影で一番重要「光」のことをお話しようと思います。

何の光もない真っ暗なところでシャッターを切っても真っ暗になります。
「光」がないと写真は撮れません。
夜でも蛍光灯とか何か光るものがあれば写りますよね。
写真は「光」がめっちゃ重要なんです。プロのカメラマンさんはこの「光」を巧みに操ります。敢えて真っ暗にしてスポットライトを部分的にあて、渋くてカッコよい写真にしたり。トレーシングペーパー越しの柔らかい光をつくってほわっとしたやさしい雰囲気にしたりします。
自分で意図した光をつくるのはお金も時間もかかりますが、タダで使える最強の光が「自然光」と呼ばれる「太陽の光」です。
例えば山にハイキングに出かけて、木漏れ日のすごく雰囲気の良い場所で撮影するとなんかいい感じに撮れた。なんて経験はないですか?それは「良い光がある場所」だからなんです。
ですから、光の見極めができると、写真が大きく変わります。
光は強さ、明るさということ以外に3つの要素があります。

1.光の当たり方

まずはじめに光の向き、当たり方についてです。
大きく3つの当たり方があります。

順光だと空が青く
サイド光で立体感(半逆光ぎみ)
逆光で雰囲気ある感じ
  • 順光…被写体に対して、正面(カメラ側)から当たる光。青空や緑など鮮やかな風景写真に向いています。
  • サイド光…被写体に対して、横方向から当たる光。被写体に陰がつき立体的に写るため、人物写真や静物などに向いています。
  • 逆光…被写体に対して、背後から当たる光。レンズに向かって光がくるので、被写体が暗くなりますが、工夫次第で料理写真などに向いています。

被写体は撮影したいモノや人物などのことを言います。
サイド光と逆光の間くらいを半逆光と言ったりします。

光の当たり方で雰囲気がまるで変わります。
逆光だから撮れない!なんて記念撮影のシーンでよく聞きますが、確かにカメラの設定が触れないなら被写体が真っ暗になってしまいます。でも設定を変更して、被写体が暗くならないようにすれば、ふわっとした雰囲気が演出ができたり、シルエットにしてしまってカッコよくなんてこともできますから、逆光がダメ!なんてことはありません。

逆光は食べ物がおいしそうに
敢えて逆光でシルエット感を演出

2.光の反射、まわり方

光は反射します。小学校の理科の実験とかでやったことがありますよね?
そして反射した場所の色によって反射の仕方がかわったり、反射した場所の色をひろって、被写体に反映させたりするのです。
オレンジな部屋に入れば、被写体にもオレンジが反射してオレンジっぽくなりますし、白い部屋だとおよく光が反射するのでほわっと明るくなります。

光の回り方でさわやかに

3.光の色、色温度

光には色があります。
光の色は色温度という値でしめされるのですが、電球を思い浮かべてみてもらうとわかりやすいです。オレンジ色のものと白っぽいものがありますよね。これが色温度です。
白っぽいものは青い光とされ色温度が高く、オレンジ色は色温度が低くなります。もちろん自然にもこの色温度があって、曇りの日なんかは全体に青白っぽい感じ、きれいな夕焼けはオレンジ色ですよね。自然の中ではこのように天気や時間でどちらかに変わりますが、電気を使う人間は両方を同時に使うことができます。これをミックス光と言います。
白い光とオレンジの光が被写体に両方影響を及ぼしそうな場所で撮影をすると、混じってしまって、被写体の色が半分ずつ変わったりします。
また、電気の光にはもうひとつ難しいところがあって、、、光が1つではなく2つ、3つと増えてしまうということです。
1つ目の光の当たり方が交じることでいろんな効果を及ぼすことも相まって、何だか気持ち悪い感じになってしまいます。
この気持ち悪い感じ=良くない写真であることが多いです。

夕日はオレンジの光

光の3つの要素についてお話しましたが、撮影する前に、この3つを見極めて撮影場所を決める。「良い場所」を感じることこそ、写真上達の第一歩だと思います。

これからの年末年始、家族写真を撮る機会も多いと思いますので、
まずは自然光!室内なら窓の光が入る場所。
直射で光が強すぎる場所ではなく、ほわっと光が回っている場所。
順光ではなくサイド光から半逆光になる位置に立つ。
そしてパチリと写真を撮ってみてください。
お!何だか良い写真!となるはずです。
ぜひお試しください。

窓際でのまえちん家族写真(日日花にて)

最後に告知になりますが、、、
2022年の春頃から日日花で、みんなで学び合うカメラ講座を開催しようと準備中です。
内容決まりましたら、あらためてご案内します。

それでは、みなさま良い年末年始を!