↓とにかく、まずは出来上がったPVをご覧ください。
(音出しで楽曲も一緒にお楽しみくださいね。)
昨年の夏からすすめてきた「くまとり帰ろう歌。プロジェクト」。
「くまとり帰ろう歌。プロジェクト」は、熊取町のイメージソングとして完成していた「帰ろう歌(か)」の音源化とプロモーション映像制作を行い、「帰ろう歌(か)」を広めることで、町のイメージアップとPRを行うという、いわゆるシティプロモーションプロジェクトです。
私(細尾)や楽曲をつくったヒナタユウちゃん、映像の撮影、編集を行った野村優氏はじめ制作スタッフの多くは熊取町以外の出身のいわゆる「よそもの」です。でも、そんな「よそもの」だからこそ気付ける、この町の魅力をぎゅっと詰め込み、すごく広まるような話題性はないかもしれないけれど、この町に帰りたくなるようなPVを目指して制作しました。
帰ろう歌PVに隠されたストーリー
「帰ろう歌」は縁あって熊取町に移住したヒナタユウちゃんの実体験が元になった楽曲です。実体験と言っても歌詞自体がひとつのストーリーになっている訳ではありません。1児の母でもあるユウちゃんが抱えていた、住み慣れない町で子育てをすることへの不安や悩み、それらをまるで家族のように関わり支えてくれたママ友や職場の仲間、地域の方々。そんなの方たちへの思いを「ただいまと言える場所♪おかえりとこだまする幸せ♪」というサビの歌詞にのせられています。
そんなサビのフレーズから架空のストーリーを広げ、熊取町で生まれ育った主人公の女の子が一度町を出て、やがて結婚・出産し、また熊取町で住みはじめる。そして、ゆっくりと熊取町の良さに気づいていくようなストーリーに仕立てました。
「感謝の思いを届けたい」というユウちゃんが、この楽曲に込めた思いを「手紙」というアイテムで表現しています。主人公の娘さんがお母さん(主人公)にわたす感謝の手紙。中学生時代の主人公が好きな人に宛てたラブレター。お気づきの方はいないかもですが….その2つが最後のシーンで重なっていたりします。
「あ?そうなの?」という方、ぜひもう一度みてください(笑)。
熊取町の良さってなんなの?
熊取町のイメージソングの話が持ち上がったときに、お祭り音頭的なポップで楽しい、パッと広がるかもしれないようなものという案もあったりしましたが、何か目立つランドマークや観光資源がある訳ではない、いわゆるベッドタウンの熊取町で何を伝えるのがいいのだろうか。とユウちゃんは悩んだようです。
悩みぬいた結果、できたのがこの「帰ろう歌」でした。
僕も移住者です。少なからずユウちゃんと同じような、あたたかさ、面倒見の良さ、住みやすさを感じて過ごしてきました。はじめて「帰ろう歌」を聴いたとき、このストレートな歌詞とメロディがスッと入ってきました。
ただ、これがプロモーションに繋がるのだろうか…という不安も過りました。
町のPR動画と言えば、意外で驚きがある楽しいものがメディアでも取り上げられもてはやされがちです。「帰ろう歌」には花火のように、バン!とはじけるインパクトはありません。
いろいろと考えはしましたが、、、素直に「人がやさしくて、住み良い町だよー」というのが伝わるようなものでもいいんじゃないかと思い直しました。
程よくお店もあり、自然もあり、人のあたたかさがある。そんなところが熊取の良さなんだと思います。
制作にかかわったみんなの思いがギュッと詰まったくまとり「帰ろう歌」。
よろしければ今一度ご覧ください。できれば誰かにシェアしてください。そして宜しければ熊取町に遊びに来てください。もっと言えば住んじゃってください。
そしてそして、もしも、熊取町で店舗を構えたりされるのであれば、ロゴやショップカード、WEBサイトはスピッカートまでご相談いただけたら嬉しいです。
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■くまとり帰ろう歌プロジェクト
Youtube|Facebook
ヒナタユウ
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■プロモーションビデオ制作
カメラマン・編集/野村優
アシスタント/古川実佐紀
デザイン・アートディレクション/細尾正行
プロジェクトマネージャー/ヒナタユウ
■イメージソング「帰ろう歌」制作
「帰ろう歌」
作詞作曲・歌/ヒナタユウ
編曲/はるどり
レコーディングエンジニア/川俣聡人
マスタリング・ミックスエンジニア/伊東良則
主催/くまとり、帰ろう歌。プロジェクト
後援/熊取町、JR西日本旅客鉄道株式会社(ロケーションサービス)