こんにちは、熊取に引っ越してきてから、星が綺麗だなと感じる夜が増えました。白瀧です。

先日、ワヴデザイン株式会社さん主催、クリエイターコミュニティ「iDID」さん協賛の実践型クリエイティブスクール「CREATIVE CLASS」に参加させていただきました!僕が受講した際の講師はshhh inc. 宇都宮さん。いつも実績を拝見している憧れの方が講師をしていると聞き、絶対に受けたい!と思い、受講を決意しました。そこで得た多くの気づきの中でも、印象的だった2つの出来事と、そのときに宇都宮さんからいただいた言葉をまとめたいと思います。

気づき1.自らの体を通して、粗くても自分の言葉でまとめる。

僕が受講した講座の主な内容は、特定企業を想定したリブランディング(講座内課題)をやってみるというものでした。現状の課題点を考えるというフェーズで、僕はAIにかなり頼ってしまい、出てきた情報を深く咀嚼せずまとめてしまいました。そんな資料に対して、宇都宮さんから以下のようなフィードバックをいただきました。

これは何事においても共通することですが、一般化された言葉の前には、まず先に「具体かつ個別の事実」が必ずあります。それら事実を自分自身の身体ごと一度通過した後で、はじめて抽象化や一般化という行為は可能となります。そのプロセスそのものが「何かについて知り、考える」という事だと自分は考えています。
(中略)
整っていなくても良いですし、不足していても、いびつでも全然良いのですが、まず自分の身体を通じた大量の具体情報群の通過があり、その先にはじめて気づき、問い、仮説、表現、等といったかたちで抽象は表出してくるもの、と自分は考えています。

AIを使うこと自体が悪かったのではなく、自分の目の前にある情報を理解できていなかったため、固有な視点を取り入れることができていませんでした。そのため、表層だけの分析になっていたのでフィードバックをいただいたのだと思います。もしここで自分の間違いを指摘いただいてなかったら、うまく課題を進めることはできなかっただろうなと感じます。

気づき2.場の空気を感じる。

その後、まずは自分自身で企業のことを知ることからはじめよう!と思い、ネットから得られる情報から離れて「実際にそのブランドの店舗へ足を運ぶ」「知人にその企業の印象を聞く」ということをしてみました。すると、ネットに転がっている情報よりもっとリアルな声を知ることができ、以前よりも考える方向が明確になりました。「これが自分の身体を通すということか!」と感じたのを覚えています。そうしてまとめた資料に対して、宇都宮さんからこんなお言葉をいただきました。

今回、ネットなどから得られる情報とは一歩距離を置き、「リアルな言葉を実際に自分が聞いていく」ことからはじめてみようという発想の切り替えと、それを本当に行っていくという事自体が、まず素晴らしい事だと思いました。業務や課題、普段の生活があるなかで、20人もの方々に協力をお願いし、話を聞いていき、それを取りまとめるという作業は相当な事だったと想像します。この資料には、世界中でここだけにしかない情報があります。そこに自分は一番の価値があると思いますし、ここから先の白瀧さんにしかないアイデアや表現へ向けた種も、きっとこの中に眠っているのではとも思っています。

例えばこれから先、生成AIではなく、デザイナーがわざわざデザインをする理由とは?といったような事を考えるうえでもとても示唆のある大事な事を白瀧さんは実践されており、同じ一人のデザイナーとして胸が打たれました。これら体験からどのような展開へこれからつながっていくのか、とても楽しみにしています。

遠い存在だと感じていた方にとても光栄なお言葉をいただき、本当に嬉しかったなと今でもしみじみしてしまいます。。また、「実際に声を聞く」「空間を体験する」ということを行なった結果、自分だけにしかできない最終成果物になり講座を終えることができました。今、振り返ってみてもこの時の気づきが講座の中でのターニングポイントであり、今後制作をする上でも僕が大事にしたい事になったと思います。

まとめ

講座では講師の方からのフィードバックが学びになったのはもちろんですが、僕以外の受講生の方の資料や制作物からも学べる点が多かったり、新しいつながりもできました。また、講座が終わった今でも、他の方が制作した資料を再度振り返り、参考にさせていただくこともあります。CREATIVE CLASSでは自分にない気づきを得れたことも大きな学びでしたが、尊敬している方からフィードバックをいただける、接点を持つことができたということがとても貴重な経験だったなと感じています。人生で一番忙しく大変な期間でしたが、それでも受けてみる価値はあると思いました。今回得た学びを業務で活かし、より制作に励むとともに、講師をしていただいた宇都宮さんが唸るようなものを作っていきたいです!