みなさま、こんにちは!
スピッカート 白瀧です。
突然ですが、最近、本を読んでいますか?
僕は最近、呪術で戦う話や、エゴイストばかりのサッカー漫画などを読んでいるのですが、久しぶりにコミック以外の本にも手を出しています。
それが「こうやって頭のなかを言語化する。」という本で、著者はコピーライター 荒木俊哉さんです。

本日はこちらの本を読もうと思ったきっかけから、
実際に言語化力を鍛えるために何をしているかについて、お話ししていこうと思います!
読むきっかけ
きっかけは、SNSを漁っている時に見つけた福岡のWeb制作会社「ファイブ」の広報、北島さんのポストでした。
こちらのポストを見て「物事をうまく伝えたいと思うときや、何かモヤっとすることがあるけれど、その正体が何なのか分からないことが確かにあるなあ」と感じました。まさにぴったりの本ではないか!と思い、即座に購入しました。(ちなみに表紙の紙が手触り感のあるものでかわいいです。)
たくさんためになることが書かれており、発見ばかりです。その中には言語化力を鍛える方法についても紹介されていました。
言語化力を鍛えるには?
まず、言語化力を身につける最も効果的な方法は、習慣化することだと紹介されています。でも、習慣化って本当に大変ですよね。僕も苦手です…。
それでも、この本で紹介されている言語化力を鍛えるトレーニング法はシンプルで、取り組みやすいと感じました。
具体的には、「ためる」「きく」「まとめる」の簡単な3ステップに取り組んでいます。
- 【ためる】「できごと + 感じたこと」をメモする
- 【きく】頭に浮かんだ言葉をノートに書き出す
- 【まとめる】現時点での「結論」を1行で書く。
詳しく説明していきます!
1.【ためる】「できごと + 感じたこと」をメモする
心が動いた「できごと」と、「感じたこと」をセットでメモしましょう。
ある日の出来事を例にします。
仕事が終わり帰宅途中にSNSを見ていると、デザインとコーディングの両方に優れた同い年の方を見つけました。僕も専門学生時代にコーディングをしていたこともあり、「やっぱり両方できた方がいいのかな。でも、なんとなく不安だな」と感じました。そのときは何に対して不安を感じているのか明確ではなかったため、メモを残し、夜にノートへ書き出すことにしました。
例:コーディングをもう一度学ぶことに不安を感じた。
毎日1つを目標に、短くても良いのでメモを残します。「めっちゃ嬉しい」とか「むかついた」などくだけた言葉でも大丈夫です!スマホのメモアプリなど、自分が使いやすいツールがいいと思います。
2.【きく】頭に浮かんだ言葉をノートに書き出す
ステップ①でメモした内容に「のはなぜか?」という問いを加えてみましょう。
例:コーディングをもう一度学ぶのが不安に感じた。のはなぜか?
問いがかけたら、その問いに対して浮かんだ言葉を3分間で5つ以上書き出すことを目標にします。
ここでポイントはきれいに書く必要はありません。 思い浮かんだ「生の言葉」をそのまま文字にすることが大切です。また、勢いよく書き出しやすいようにペンは太めのものがいいそうです。実際に僕もそうしています。普段ペンで書くということが減っていたので、自分の考えを書きなぐるというのは非日常感もあり楽しいです。
【書き出した例】
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■コーディングをもう一度学ぶのが不安に感じた。のはなぜか?
・デザインが中途半端になってしまいそう。
・本当にそれが正しいのか。
・必要とされているのか
・意外とできるようになるのかも。
・下位互換になりそう。
ちなみに取り組むタイミングはその日の夜、一息つける時間がいいそうです。
僕はだいたい、お風呂上がりのポカポカ状態で行うことが多いです!
3.【まとめる】現時点での「結論」を1行で書く
ステップ②で書き出した内容から、問いに対する「結論」をまとめます。
「結論」は現時点での自分の素直な考えをまとめてみます。
【まとめ方のコツ】
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1.印象的な言葉をピックアップする
2.同じ言葉や似た意味の言葉を見つけて、○で囲む。
3.○で囲った言葉を参考に、今の自分にしっくりくる1行にまとめる。
【まとめ方の例】
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■コーディングをもう一度学ぶのが不安に感じた。のはなぜか?
・デザインが[ 中途半端になってしまいそう。]
・本当にそれが[ 正しいのか。]
・[必要とされているのか]
・意外とできるようになるのかも。
・下位互換になりそう。
ここで、「中途半端になってしまいそう」「正しいのか」「必要とされているのか」といった言葉が浮かび上がります。これらを整理すると、「自分が将来どんな姿を目指しているのかが明確でない」「現在、スピッカートで求められているものとのズレがないか不安」といった思いが根底にあることに気づきます。
つまり、「コーディングをもう一度学ぶことに不安を感じるのは、自分のなりたい姿が明確になっていないから」という結論が導き出せます。この結論は、後日見返してみて違和感があれば、いつでも修正できます。時間を置くことで、よりしっくりくる表現を見つけることもあります。
また、結論が見えてくることで、次に何をすべきかも自然と分かってきます。
【結論から導き出されたもの】
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・どのような人物になりたいのかを明確にする。
・目標とする人物を探す。
・これから伸ばすべきスキルを把握する。
このように考えることで、「写真の分野とデザインの分野で目指したい人物を明確にし、それぞれの目標とする人を掛け合わせた姿こそが、理想の姿なのでは?」という気づきを得ることができました。
この3つのステップを日々の習慣として取り入れることで、さまざまな問いやテーマに対する自分自身の「結論」が、シンプルな言葉で自然と頭の中に蓄積されていきます。これにより、どんな状況でも瞬時に言葉にできる自分を作り上げることができるのです!
実際に続けてみて…
取り組んでみて、改めて「自分はこう思ってるんだ」「こういうところにもやっとしたのか、じゃあこれからこうしよう!」と発見があるので楽しいです。あと、夜にこれを行うことで気持ちがスッキリするなあと感じました。
まだまだ始めたばかりですが、これからも続けて言語化力を鍛えていきたいと思います!!
実際に読んでみたい方用にリンクを置いておきます!
コチラからどうぞ💁
それでは!よき読書ライフを!!