こんにちは!伊藤です。暑くなってきましたね、もう夏もすぐそこなのだと肌で感じる季節となりました。
こちらは最近、取材デビューした私です。眩しくて顔をしかめておりますが、とってもご機嫌ですのでご安心ください。
実は私、今年の4月にデザイナーからアートディレクターにステップアップをいたしました。今回は、少しお恥ずかしいですが昔話も交えながら私のステップアップについて書かせていただければと思っております!
デザイナーからアートディレクターになることを見据えている方、将来のことをあんまりイメージできないなという方の少しでもお力(?)になれますと幸いです。
それではどうぞ!
ぼんやりと将来を考え始めた、大学時代
大学生の時から「自分はデザインが好きだが、ゆくゆくはディレクション業務がしたいんじゃないかな?」とぼんやり思っていました。その理由は私が、
- 知らないことを知りたい!調べ続けたい!
- 自分が知らない物事の話を聞くのが好き!詳細に状況なんかも聞きたい!
- プレゼンテーションをするのが好き!発表会大好き!
- 計画的に物事を進めるのが好き!進まないと爆発する!
という感じの学生だったからです。
もちろんデザインも好きで、コツコツ制作するのが好きな学生でした。
卒制では、点字に見立てた6つの突起にプロジェクションマッピングで映像を投影し、点字について理解を深め、少し身近に感じてもらうコンテンツ「点字ってなんだってんじ?」を制作。50を超える映像を1年かけて制作し、3つの賞をいただきました。えっへん。
昔話はさておき、制作も、そしてその過程も好きだったわたくし。就活を控えたある時、ふとこう思ったのです。
シンプルに、これに尽きる。
そんな学生だった伊藤は、いったいどんな就職活動をしたのでしょうか。
2019年4月 スピッカートへ入社
4年前、スピッカートの新卒デザイナーとして入社を果たした伊藤。 (当時の写真です)
大学時代、ディレクションもいいなあと思っていた私は、デザイナーとして就職する道を選んだのです。その理由がこちら
当時、分業というものを全く理解していなかった私の暴論です。大変申し訳ありません。。包み隠さずいうと、当時は本当にこう思っていたわけです。自分ができなきゃ、判断なんかできないんじゃないか!?と。
何?って理由なんですけど。。 就職する時、やっぱり、自分で手を動かして、コツコツ制作するのが好きだって、振り出しに戻ったわけです。デザイナーとして、どこまで行けるのか、知りたい、とも思っていました。
そんなこんなでスピッカートに入社し、入社当初から「いずれはディレクターになりたい」と代表の細尾にもふわっと伝えておりました。
入社当初は、そんなふわっとした願望だったのですが、ここから自分の将来について、より具体的になっていきます。
4年間、デザイナーとしてお仕事を任される
晴れてデザイナーになったはいいものの、実際のお仕事は学生時代とは全く別物の厳しい世界でした。
自分の無力さに悲しくなったり、今まで何を勉強してきたんだ!?と絶望したり、周りに迷惑をかけてしまうことを恥じたり…。 それでも根気強くぶつかってきてくれる上司たちと、無我夢中の日々を送るようになりました。
2年目くらいの時は、なんかもうディレクターになるがどうちゃら〜とか、考えられないくらい、がむしゃらで、いつしかそんなこと忘れかけていました。
そのくらい、デザイナーとして、のめり込んだ日々を送りました。
これ名言みたいにカッコつけたい時に使う画像じゃないんだ。。
3年半が過ぎると、入社した頃よりもはるかに強く、自分のデザインに思いを持つようになりました。スピッカートに入社して、本当にさまざまな案件に携わらせていただいたと思っております。
そしていつしか、「ディレクターになりたいな〜」というぼんやりした目標は、結構はっきりとした目標に変わっていきました。
伊藤、アートディレクターへ
デザイナーを4年。非力ではありながら、お客さまの要望、問題、目指すべき場所に力一杯向き合ってきた。あんなにぼんやりしてたのに、デザイナーとして「もっとこうありたい」「こうしたい」という欲も生まれた。
その経験の上で、私はなんかもう、こうだ、と思ったのです。
な、生意気言ってすみません。。
でも、私が目指すところって、ここだな、と、すとんと腑に落ちたのです。
なぜそれをつくるのか、それをつくってどうなりたいのか、聞きたい。
それを知ったら、コツコツ、向き合ってつくりたい。
そうしてそれを、伝えたい。
そんなこんなで、山あり谷あり、私はアートディレクターになったわけです。
最後に
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。猛者です。
こういう自分自身の話は正直苦手で、長々と恥ずかしい話を書いてしまったことにちょっと後悔しています。。
一つの節目として、振り返りも兼ねて書いてみたのですが、いかがでしたでしょうか?
スピッカートでは、あなたのお悩みに全力で向き合い、寄り添い、デザインの力でおてつだいすることができます。 今後もそんなスピッカートを、何卒よろしくお願いいたします!