2021年のテーマは、「そだてあい、また1歩」
弊社スタッフのいとみんが考えた今年の年賀状のテーマです。
昨年は新型コロナウィルスの感染拡大で、いろんなことが急激に変わった年でした。「3密」を避けましょう!ということで、リモートワークになったり、宴会が無くなったり、普段それほど気にしていなかった「距離」を意識することが多かった気がします。
大阪の南端、いわゆる地方にあるスピッカートでも、1ヶ月半にわたって完全リモートワークを行いました。その後は、状況を見ながらも基本的には通常通りの事務所勤務を行っていますが、状況次第でいつでもリモートワークに切り替えられるようにしています。
思っていたよりもスムーズにリモートワークを行うことができましたが、都市部の大手企業のように、永久的にとなると、入社間もないひとのフォローや、会社に所属している意味、成果以外の部分での評価というところで上手く自分なりに消化できていないところがありました。うちのような弱小でまだまだブランドとしての価値が育っていない会社からすると、物理的に離れることで精神的にも希薄になってしまうような気がして不安だったからです。
でもそれは違っていたのかもしれません。遠距離恋愛ではないですが、距離が離れていようと、中心者の思いや意志、ビジョン、みんなでつくった風土やらしさといったつなぎとめる何かが会社であっても存在するのだと感じるようになったからです。物理的な「3密」は避けても、精神的には「密」であることがこれからは求められているし、社内外ともに、そういう会社、チーム、ひとが残っていくのではないかと思います。
リモートワークについても、積極的に採用する経営者さんの話などを聞いたこともあり、最近はかなり前向きに考えるようになりました。
自宅に籠もりきりになるより、外に出て、出社し、顔を合わせて仕事をすることの方が僕は好きですし、健康にも良いと思いますが、年始早々にも希望制でリモートワークにできるように準備はしました。
少し記事の内容と離れてしまいましたが、そんな激動だった2020年に立てた目標を振り返ります。
1.タイポグラフィ年鑑に入選する ○
→5つ入選!事務所として8つ!と過去最高数でした。
2.イラストで賞を取る ×
→応募すらできなかったです。目標というか妄想になってる….。
3.WEBのアワードに応募して賞を取る ×
→応募できなかったです。アワードに出せそうなものが作れていない…。
4.ワンダーフォレストを自走できる地域イベントに成長させる ×
→コロナで無くなってまいました。
5.動画の知識、技術を身に付ける △
→動画の社内セミナーは開催できました。スタッフは少し身についたかも。
6.新事業に挑戦する △
→新会社を設立、もうひとつ別の事業も検討中
7.外国人スタッフを雇う ○
→偶然ではありますが、韓国のビビちゃん入社!
8.自分がかかわらなくても良い仕事ができる組織を作る △
→成長を感じてはいます。これって年間目標としては微妙かもと今更….
9.スタッフ井上とカレンダーをつくる ×
→去年もできなかった、、今年こそは!
10.寺田マユミさんと一緒にお仕事をする ×
→今年は必ず!
11.竹﨑 伸一さんと個展を開催する ×
→完全自分のせい、コロナの対応などで右往左往して時間作れず….。
12.ブログ記事を2週間に1本書く ××
→ひどい有り様。ブログは続かず代わりにTwitterはじめました(汗)
12の目標を立てていましたが、達成は2つと散々でした。
中には1年で結果が出せたと言えないものも含まれていますので、踏み出しているという点で言えば4つでしょうか。
それにしても、2、3に関しては応募すらできていないこと、9、10、11、12については自分次第で全然達成できたことなのになぁと反省しています。
個人的な目標に会社のことを含めたりもして、よくわからなくなってしまっていることと、自分の中で形骸化してしまっているように感じたので、今年からは、ときどき眺めてリセットできるもの、苦手なものへの挑戦という意味での抱負にしようと思います。
そこで考えた2021年の抱負ですが、
1.入念な準備
→とにかく準備に苦手意識がある(良く言えばライブを楽しむタイプ)ので、もっとクオリティを上げるために、準備、準備を頭の中で繰り返して教えこませたい。体質改善するレベルで頑張ります。
2.誠実な対応
→マルチタスク化され、聞きながら他のことを考えていることも多いので、とにかく目の前のひと、目の前の事柄に向き合う。ポイントポイントでシングルタスク化することを意識したいです。
3.早いレスポンス
→とにかくレスポンスが遅くなったのに、ふとしたときに沼に入るほど落ち込みます。ちょっと考えないといけない、何か準備しないといけないということで遅れ、その間に差し込みで何かが入ってさらに遅れることが多い。。。ので、まず反応するを意識しようと思います。
4.自らが動く
→気づいていて、誰かやってくれればいいけどなと思うことが結構あります。手を出しすぎないことがスタッフの成長につながるのではと思ってそうしていた節もありましたが、最近はそれがかえって自分の反応力の低下になっている気がしています。いろいろ考えずに気づいたら動く!を徹底しようと思います。
もう当たり前のことばかりでお恥ずかしい限りですが、年々積もった、もやもやしたことを、もう一回やり直す気持ちで今年はやってみようと思います。
ということで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お祝いギフトショップココレカやひより保育園など、さまざまな代表を務められているふるかわりささんと、設計士の枠を越えた活動をされている安江怜史さんと、TOTAL DESIGN COMPANYという会社を昨年末に設立しました。
店舗内外装や什器など建築が絡むお仕事やさまざまな企業やひととの橋渡しなど、スピッカートだけではできなかったもう少し大きな枠組みでの計画に携わっていければと考えています。今年いっぱいはお知り合いの方に限りますが、何かご相談ごとがございましたらお声掛けください。
※Webサイトは鋭意制作中です。また細尾のTwitterなどでご報告します。